冬の寒い朝、バンカーに入ったボールを見て「地面が凍っている……」と絶望したことはありませんか? 実は、凍っている、あるいは雨で固まった砂は、通常のバンカーショットとは全く別の考え方が必要です。
無理に「エクスプロージョン(砂を爆発させる)」しようとせず、状況に応じた打ち方をマスターしましょう。
1. なぜ「硬いバンカー」は難しいのか?
通常のバンカーショットは、ウェッジの「バンス(ソールの出っ張り)」を砂にぶつけ、砂と一緒にボールを飛ばします。
しかし、地面が硬いと以下の現象が起こります。
- バンスが跳ねる: ソールが硬い地面に弾かれ、リーディングエッジがボールの腹に直撃(=ホームラン)。
- 手首への衝撃: 凍った地面を叩くと、手首を痛めるリスクがある。
2. 硬い・凍ったバンカー攻略の3ポイント
① フェースを「開かない」
通常のバンカーではフェースを開いてバンスを使いますが、硬い地面では**フェースをスクエア(目標にまっすぐ)**に構えます。
フェースを開くとバンスがより強く効いてしまい、地面に弾かれる原因になるからです。
② 「クリーン」に打つ、または「パター」を選択
- クリーンに打つ: 砂を叩こうとせず、ボールの赤道より少し下を直接打つイメージで打ちます。いわゆる「フェアウェイバンカー」と同じ打ち方です。
- パターを使う: アゴが低ければ、迷わずパターを選択しましょう。これが最も安全で確実な脱出方法です。
③ 振り幅を小さく、コンパクトに
地面が硬いと、少しのミスが大きなオーバーに繋がります。大振りはせず、肩から肩までのコンパクトなスイングで、正確なインパクトを優先してください。
3. 状況別:番手選びのコツ
| バンカーの状態 | 推奨される番手 | 打ち方のイメージ |
| カチカチに凍っている | PW または パター | 転がして出す、またはクリーンに拾う |
| 雨で砂が締まっている | AW(アプローチウェッジ) | バンスの少ないクラブで少しだけ砂を取る |
| アゴが高い×硬い | SW(サンドウェッジ) | フェースを開かず、上から鋭角に打ち込む |
砂がない!凍っている!硬いバンカーから弾かれずに脱出する方法
砂が少なくて硬いバンカーの打ち方!もうホームランは怖くない!
4. 知っておきたいルールとマナー
凍っているバンカーであっても、**ショットの前に砂に触れると「2打罰」**となります。
足場で硬さを確認するのは許されていますが、素振りで地面を叩いたり、手で砂を触ったりしないよう注意しましょう。
また、カチカチの時は無理をしないのが一番です。「この状況は出せればOK」と割り切る心の余裕が、スコアを崩さない秘訣です。
まとめ:冬のバンカーは「欲張らない」
凍ったバンカーは、プロでも難しい状況です。
- フェースを閉じ気味にする
- クリーンに当てる意識を持つ
- アゴが低ければパターで出す
この3つを意識するだけで、冬のゴルフがぐっと楽になります。状況を冷静に判断して、スマートに脱出しましょう!


















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