はじめに|スロープレーの原因は意外なところにある
ラウンド中、こんな光景を見たことはありませんか?
- 2打目以降ずっと1本しか持って進む
- 次打を迷いながらクラブを取りに戻る
- 他の組が詰まっているのに進行が遅い
こうした行動が、
スロープレー(遅い進行)の大きな要因になっています。
この記事では、
- 何本持つのが合理的か
- それがマナーなのか
- どんな状況で何本持つべきか
という 判断基準を明確に整理します。
まず知っておくべき基本原則(考え方)
ゴルフの進行ルールで大切なのは、

“迷いを最小限にしてプレーすること”
これは
- スロープレーを防ぐ
- 同伴者にストレスを与えない
- フェアな競技進行
という観点から非常に重要です。
そして
クラブの本数=迷いの少なさと直結します。
「1本しか持たない」という行為の本質
2打目以降に1本しか持って進む人の多くは、
次に使うクラブを決めている場合がほとんどです。
しかし、
- ラフに隠れて「やっぱり番手を変えたい」
- 距離感が変わって迷う
- 地形を見て別のクラブを使いたい
こうした場面で、
いちいちカートに戻る or バッグに戻る
という行動が発生します。
この行動が積み重なると、
1ホールで30〜60秒
18ホールで10〜20分
→ ラウンドの進行を大幅に遅らせる
ということになるのです。
現場でミスしない「クラブの持ち方」判断基準
ここがこの記事の最大の価値です。
以下の判断基準が身につくと、
迷いが減り、スロープレーを防げるようになります。
① まずは「3本持ち」を基準にする
次の3本を目安に持ってください。
- 現時点で使うクラブ
- 1つ強い(飛ぶ)番手
- 1つ弱い(短い)番手
これだけで、
想定外の状況に対する余裕 ができます。
② 距離が分かりにくい時は迷わない
初めてのライや傾斜、風が強い時は、
- 考えるより先に
- 取りうる最善の候補を持つ
という選択が
自分も周りも楽になります。
③ 迷う時ほど「3本以上」はNG
必要以上に持つと、
- 無駄に悩む
- 持ち替えが遅くなる
- リズムが崩れる
迷いを増やすこと=スロープレーの最大の犯人です。
【体験談】1本だけ持って痛感したラウンド遅延

あるコンペで、2打目以降ずっと1本しか持たずにプレーしていました。
「このクラブでいい」と思って決めていたのですが、
- 風が変わった
- ラフが深かった
- 隣のホールのプレーが見えて判断変えたい
こうした場面で、
カートに戻る回数が増えました。

1回戻るたびに
10〜20秒のタイムロス
が積み重なり、
気づけば後続組が詰まる始末。
この時、
同伴者にやんわり注意されて改めました。

その後、
3本持ちに変えたところ、
- 判断が速くなった
- 迷いが減った
- 自分も周りも気持ちよくプレーできた
という変化がありました。
マナーとして知っておきたいポイント
✔ 競技ラウンドでは特に重要
競技では
進行ルールが明確に定められています。
進行の遅れは
スコアペナルティになるケースもあります。
そのため、
3本持ちの判断は
単なるマナーではなく戦略でもあります。
✔ 他のプレーヤーとの共有が大切
打った後に誰かが次のクラブを渡そうとしたら、
「ありがとう、それも使うかも」
と一言添えるだけで
進行がスムーズになります。
こうしたコミュニケーションも
スロープレー防止につながります。
よくある勘違いと注意点
❌ 「使う予定だから1本だけ」
→ 直前で状況が変わるゴルフの本質を忘れています。
❌ 「3本持つ=ずっと迷っている」
→ 実際には判断が速くなります。
❌ 「他人は1本でも早い」
→ 見える速さと実際の進行速度は別物です。
現場で迷った時の簡単判断フレーズ

迷う前に
3本持つ
この一言が、
次の打席での迷いを防ぎ、
スロープレーを防止します。
まとめ|スロープレーを避ける「3本持ち」の本質
最後に要点を整理します。
- 1本しか持たない判断は一見速いが誤解
- 3本持つと進行と判断が速くなる
- 競技では特に重要なプレールール
- 同伴者とのコミュニケーションでさらにスムーズに
クラブの本数は、
単なる物理的な数ではなく判断の速さそのもの。

それが身につけば、
あなたのラウンドは
自信と余裕に満ちたものになります。
スムーズなプレーのための「セルフスタンドバッグ」活用術

最近では、数本のクラブをまとめて持ち運べる
「セルフスタンドバッグ(サブバッグ)」
を利用するゴルファーが増えています。
メリット
クラブを地面に置かなくて済むため、忘れ物防止やグリップの汚れ防止になります。
注意点
ゴルフ場によっては、グリーン保護のために「スタンドの足」をグリーン上に立てることを禁止している場合があります。ルールを守って活用しましょう。


















しかし、
「クラブは何本持つべきか?」
という点について、ルールは曖昧です。