ゴルフをプレー中、ボールに芝の切れ端や泥がべったりと付着してしまうことがあります。「ショットに影響が出そうだから取り除きたい」と考えるのはゴルファーとして自然な心理ですが、実はこれ、処置を間違えるとペナルティ(罰打)の対象になります。
今回は、2023年施行の最新ゴルフ規則に基づき、ボールに付着した「ルースインペディメント(自然物)」の扱いについて分かりやすく解説します。
1. 結論:ショットの前に「ボールに付着した芝」を取るのはNG!
結論から言うと、インプレー中(プレーの途中で球が止まっている状態)に、ボールに直接くっついている芝や泥を指でつまみ取ったり、拭き取ったりすることは禁止されています。
なぜダメなの?
ゴルフ規則では、ボールに付着しているものは**「球の一部」とみなされます。 ボールの周りにある落ち葉や小枝(ルースインペディメント)を取り除くことは認められていますが、ボールに“付着”**しているものは別扱いです。
- 違反した場合の罰則: 1罰打(規則14.1c) ※厳密には「球を拭いてはいけない状況で拭いた」ことによるペナルティとなります。
2. 「取ってもいい場合」と「ダメな場合」の境界線
状況によってルールが異なります。混乱しないように整理しておきましょう。
❌ やってはいけないケース(1罰打)
- フェアウェイやラフにある球: 付着している芝、泥、砂などを指でつまみ取ること。
- グリーンの外で球を確認する際: 自分の球か確認するためにマークして拾い上げることはできますが、確認に「必要な範囲」を超えて汚れを拭き取ることはできません。
✅ やってもいいケース(無罰)
- パッティンググリーン上: グリーンに乗ったボールはマークして拾い上げることができ、その際に付着した汚れをきれいに拭き取ることができます。
- ルールによる救済を受ける時: 動かせない障害物(カート道など)や異常なコースコンディションからの救済でボールを拾い上げる場合、そのボールを拭くことは自由です。
- ボールの周りにあるもの: ボールに「付着していない」周囲の落ち葉、小石、芝の切れ端を取り除くことは、コース内のどこでも可能です(ルースインペディメントの除去)。
3. もし「泥」でショットに影響が出そうな時は?
「ボールの裏側に泥がついていて、まともに飛ばなそう……」という場面でも、グリーンに乗るまではそのまま打つのがゴルフの基本原則(プレー・ザ・ボール・アズ・イット・ライズ)です。
ただし、競技によっては**「ローカルルール(プリファードライ)」**が採用されている場合があります。

- プリファードライ適用時: ぬかるんだ状況などで「マークして拾い、拭いてから 6インチ以内にプレースできる」といった特別ルールです。当日のマスター室前の掲示などを必ず確認しましょう。
4. まとめ:迷ったら「触らない」が鉄則
コース上でボールに芝がついていても、**「グリーンに乗るまでは触らない」**と覚えておくのが最も安全です。
- 付着した芝・泥: グリーン以外では除去不可(1罰打)。
- 周囲のバラバラな芝・葉: どこでも除去OK(無罰)。
うっかり指が伸びてしまいがちな場面ですが、ルールを正しく理解してスマートなプレーを心がけましょう!


















ルールを守って正しく遊ぶことで、ゴルフがもっと楽しくなりそうです。この記事を読んで、基本を学び直す大切さを実感しました。これからも質の高いコンテンツ制作を頑張ってください。
泥の付着による弾道の影響を知っていただけに、ルール上どこまで触れて良いのかの境界線が知れて良かったです。こうした「かゆい所に手が届く」解説記事は本当に助かります。
ルールを知ることは、同伴者へのマナーにも繋がると再確認しました。難しい言葉を使わずに要点をまとめてくれているので、非常に読みやすかったです。次回作も楽しみにしています。
ボールに付着した物への対処は、スコアにも直結する重要な知識ですね。ルールを味方につけることで、無駄なミスを減らせる気がします。非常に前向きな気持ちになれる記事でした。
いつも曖昧にしていたポイントが明確になり、スッキリしました。次のラウンドでは自信を持ってプレーできそうです。これからも実践的で役立つ情報の配信を応援しています。
競技ゴルフを目指す上で、ルールの正確な理解は必須です。なんとなくの知識でペナルティを受けるのはもったいないので、こういった細かいルール解説の更新を今後も期待しています。
泥がついたまま打つべきか迷う場面が多かったのですが、この記事のおかげで自信を持って判断できるようになりました。初心者にも分かりやすい丁寧な説明に感謝しています。
ルールを勘違いしたままプレーしている仲間が多いので、この記事を共有しようと思います。正しい知識を身につけることで、より堂々とコースを回れるようになります。非常に有益な解説でした。