せっかくのバーディチャンス。しかし、グリーン上のカップまでのライン上に大きな「水たまり」が……。「これって避けてもいいの?」「触ったらペナルティ?」と不安になったことはありませんか?
結論から言うと、グリーン上では「水たまり」がパッティングラインにかかる場合、無罰で救済を受けることができます。
今回は、知っておかないと損をする「一時的な水(テンポラリー・ウォーター)」の救済ルールについて、手順と注意点を分かりやすく解説します。
1. 「一時的な水(テンポラリー・ウォーター)」とは?
ゴルフのルール上、雨や散水によってコース内に一時的に溜まった水を**「テンポラリー・ウォーター」**と呼びます。
救済が受けられる状態
- 普通に立ったときに、靴の周りにじわっと水が染み出てくる。
- 明らかに水が溜まっていて、ボールが浮いている。
単に地面が湿っているだけでは救済の対象になりませんが、足で踏んで水が浮いてくるようであれば救済を受けられます。
2. グリーン上だけの特別なルール:パットライン上の救済
ここが重要なポイントです。通常、フェアウェイなどでは「ボールが水に浸かっている」か「スタンスが水にかかる」場合にしか救済を受けられません。
しかし、グリーン上に限っては「パッティングライン上に水がある場合」も救済の対象になります。
水たまりを避けて打つために、ボールの位置を動かすことができるのです。もちろん、これは**無罰(0打)**で行えます。
3. 正しい救済の手順(完全な救済)
実際に水たまりを避ける際は、以下の手順で行いましょう。
- 「完全な救済のニヤレストポイント」を決める 水たまりを避け、かつカップに近づかない場所で、元の位置に最も近い「水の影響を受けない地点」を探します。
- ボールをマークして拾う 元の位置にマークをし、ボールを拾い上げます(この際、ボールを拭いてもOKです)。
- ボールをプレース(置く) 決めたニヤレストポイントにボールを置きます。ドロップ(落とす)ではなく、手で「置く」のがグリーン上のルールです。
4. もし「完全に避ける場所」がなかったら?
大雨などでグリーン全体が冠水しているような場合、どうしても水たまりを避けきれないことがあります。その場合は、**「最大限の救済(もっとも影響が少ない場所)」**にボールを置くことができます。
カップに近づかない範囲で、最も水が浅い場所や、ラインへの影響が最小限で済む場所を選びましょう。
5. まとめ:ルールを知れば雨の日のスコアは守れる
「水たまりの上を無理やり打つしかない」と思い込んでいると、ボールが飛ばなかったり、方向が狂ったりして大きな飛距離・スコアロスに繋がります。
- グリーン上は「ライン上」に水があれば救済OK!
- 「プレース(置く)」で処置をする!
- 不安な時は同伴競技者に確認してから処置する!
正しいルールを身につけて、どんなコンディションでも落ち着いてプレーを楽しみましょう。
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情報の提供元
- ルール準拠: R&AおよびJGA発行の「ゴルフ規則(2023年改訂版)」における異常なコースコンディション(規則16.1)の規定に基づいています。


















コンペの時にルール裁定を求められることが多いので、この記事をブックマークしました。誰にでも説明しやすい明確な基準が書かれていて、まさに現場で役立つ実践的な内容です。素晴らしい情報をありがとうございました。
写真や具体的なシチュエーション設定があったので、実際のラウンドをイメージしながら読めました。難しい専門用語ばかりのルールブックより、こちらの記事の方が断然わかりやすくて勉強になります。
ルールを正しく知ることはマナーの第一歩だと感じました。水たまりがある時に無理に打ってグリーンを傷つけるよりも、正しく救済を受ける方がスマートですよね。非常に紳士的な解説で好感が持てました。
キャディさんがいないセルフプレーでは判断に迷うことが多いので、こうしたQ&A形式の解説は本当にありがたいです。特にグリーン上での特殊な救済ルールは、知っているかいないかで一打変わりますね。
雨の日のコンディションでも、ルールを味方につければスコアを崩さずに済むのだと勇気をもらいました。正しい救済の受け方を同伴者にも教えられるよう、この記事の内容をしっかり頭に叩き込んでおきます。
「ニヤレストポイント」の決め方が図解(解説)のおかげですんなり理解できました。ホールに近づかないという大原則を忘れがちなので、このような丁寧な解説記事は本当に貴重だと思います。これからも更新を楽しみにしています。
パットのライン上に水があるだけで救済が受けられるとは知りませんでした。以前、無理に水たまりを通して大ショートした経験があるので、この記事を読んで目から鱗が落ちる思いです。これからは自信を持って処置できます。
カジュアルウォーターが今は「一時的な水」という名称になっている点から、救済の具体的な手順まで非常に整理されていて助かります。雨の日のゴルフは憂鬱でしたが、正しいルールを知ることで落ち着いてプレーできそうです。